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Asiavino

Wolfberger

セック、ドゥミ・セック、モワルー。アジアの食卓で楽しむアルザスの白

論考

蒸し魚から北京ダック、ココナッツカレーまで。Wolfbergerの白とLucien Albrechtのグラン・クリュのリースリングで、料理に合う一杯を探します。

Lucien Albrecht Gewurztraminer Grand Cru Spiegel served on a terrace above the vineyards

最初に蒸し魚、次に鴨、そして思わず振り向くほど香り豊かなカレー。ひと皿ずつ分け合う食卓では、白ワインを選べる楽しみが、それぞれの料理に相棒を見つけてくれます。WolfbergerとLucien Albrechtのグラスを並べ、食事の流れに合わせて楽しんでみましょう。

選ぶ手がかりは三つの言葉です。セックは辛口、ドゥミ・セックはやや辛口、モワルーは中甘口。いずれも口で感じる甘さを表し、香りとは別の要素です。果実の香りが豊かでも、味わいは辛口というワインもあります。この違いを知ると、夕食の一本を選びやすくなります。

醸造所で白ワインの香りを確かめるWolfbergerの醸造家。
醸造所で白ワインの香りを確かめるWolfbergerの醸造家。

魚料理から始める、二つのリースリング

中国風の蒸し魚、寿司、ベトナムの生春巻きには、WolfbergerのリースリングCollection Signatureを。レモンとアンズ、ほのかなミネラルから、爽やかでいきいきとしたひと口、果実の余韻へ続きます。辛口のスタイルが、魚介を中心とした食事の明るい始まりになります。

ゆっくり魚を味わう昼食には、Lucien Albrechtのリースリング・グラン・クリュ・オルヴィレールを開けてみましょう。柑橘の皮、火打ち石、ほのかなユーカリから、文旦が爽やかさを添える豊かな味わいへ。辛口でみずみずしい個性が、サーモンやマグロのたたきに寄り添います。レモンのペストを使ったパスタにも迎えたい一本です。

濃厚な料理には、爽やかさがうれしいもの。リースリングの酸味はクリームソースの魚に心地よい対照を生み、柑橘の個性はレモンを利かせた料理とつながります。調理法とソースを手がかりに選んでみましょう。同じ魚でも、仕立て方ごとの風味が組み合わせを変えてくれます。

注目のワイン
Riesling Collection Signature

Wolfberger

Riesling Collection Signature

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注目のワイン
Riesling Grand Cru Ollwiller

Lucien Albrecht

Riesling Grand Cru Ollwiller

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夏のWolfbergerのブドウ畑の畝。
夏のWolfbergerのブドウ畑の畝。

鴨のひと皿にはピノ・グリを

Wolfbergerのピノ・グリCollection Signatureには、モモ、アンズ、イチジク、みずみずしい洋ナシが広がります。きりっとした口当たりの後に、柔らかな果実味が続きます。ドゥミ・セック、つまりやや辛口の選択肢。その柔らかさから、甘辛い料理との楽しみが見えてきます。

北京ダック、五香粉を利かせた鴨、チャーシューとともにどうぞ。最初のひと口にはソースも含め、ワインと合わせてみてください。甘い料理はワインをより辛口に、果実味を弱く感じさせることがあり、甘いたれがたっぷり絡むと相性も変わります。一方、酸味は脂の多い料理の後に口を爽やかにします。鴨には、果実味と同じくらい、この対照が役立ちます。

分け合う皿が少なめの夜には、ローストした鶏肉と静かに楽しむのもよいでしょう。ひと口の合間に、果実の余韻を感じてみてください。簡素な夕食にちょうどよい一杯を見つける喜びは、一本を中心に献立を考える楽しみにも通じます。

注目のワイン
Pinot Gris Collection Signature

Wolfberger

Pinot Gris Collection Signature

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香り豊かな料理とゲヴュルツトラミネール

WolfbergerのゲヴュルツトラミネールCollection Signatureは、モワルーに当たる中甘口です。コショウを帯びたバラと牡丹に、シナモン、白コショウが重なり、豊かな口当たりからトロピカルフルーツへ続きます。タイのココナッツカレーやインドのバターチキンと合わせれば、花とスパイスが食卓に新たな香りの層を添えます。

唐辛子の辛さは刺激の感覚で、シナモンのようなスパイスは香りをもたらします。甘さは唐辛子の刺激を和らげることがあり、一方で辛さはアルコールを強く感じさせることもあります。だからこそ、料理全体で考えたいのです。同じ材料を使っていても、香りを楽しむカレーと激辛のカレーでは、ワインに求めるものが変わります。

風味の強いチーズやフルーツタルトに、このゲヴュルツトラミネールを合わせる楽しみもあります。デザートがとても甘いときは、みんなのグラスを満たす前に、一緒に味わってみましょう。もうひと口の料理と、もうひと口のワイン。その両方が楽しみになる組み合わせを見つけてください。

注目のワイン
Gewurztraminer Collection Signature

Wolfberger

Gewurztraminer Collection Signature

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アルザスの平野を望む、ブドウの若い新梢。
アルザスの平野を望む、ブドウの若い新梢。

次の会話を楽しむ余白

4本とも、飲み頃の温度は8–10 °Cです。脚の長いチューリップ形のグラスに、上部の空間を残して注ぐと、それぞれの香りが集まります。暖かい夜は少量ずつ注ぎ、ボトルクーラーを使えば、ゆっくり楽しめます。

冷たすぎると質感や甘さが感じにくくなり、温まるとボディやアルコールが前に出ます。まずはおすすめの温度から始め、会話をそれぞれの好みへ広げてみましょう。次のひと皿は、隣の人に選んでもらっては。お気に入りの組み合わせが、思いがけないおいしさとして見つかるかもしれません。

Wolfberger vineyards above the Alsace plainWolfberger

ワイナリーから

Wolfberger

1902年にエギスハイムで生まれたWolfbergerは、13,000区画を耕すアルザスの栽培家を結び、毎年新たなCollection Signatureを届けています。

A Wolfberger grower looking out over the vineyards and the Alsace plain

ワイナリー

栽培家が築いてきたメゾン

1902年、困難な時代を迎えた栽培家たちが力を合わせ、エギスハイムの協同組合を設立しました。それぞれの畑を耕しながら醸造所を共有し、栽培の知恵を交換する。その実直な精神が、多くの栽培家が一つの名のもとで働くWolfbergerの個性を今も支えています。

1970年代には、新しい世代がWolfbergerの名を掲げました。最初のクレマン・ダルザスのために生まれた名は、スティルワイン、スパークリング、蒸留酒を手がけるメゾンへと育ちます。今、その仕事を受け継ぐのは290の加盟栽培家です。幅広いワインの背後には、季節ごとにブドウ樹を世話する人々がいます。

ブドウ畑とテロワール

小さな畑が織りなす一つの風景

Wolfbergerの畑は1,200ヘクタール、13,000の区画に広がり、それぞれを熟知する栽培家が手入れしています。小さな土地が連なるのは、ヴォージュ山脈の東斜面。山に守られたアルザスは、フランスでも特に雨の少ないワイン産地の一つです。

仕事は季節とともに進みます。剪定は次の収穫と樹の長い生涯に備えるもの。春には伸び始めた枝葉を、手をかけて整えます。協同の営みはブドウが醸造所に届くずっと前から、一人ひとりが自分の畝で重ねる丁寧な判断に始まっています。

ワイン造り

畑の手仕事を醸造所へ

栽培家の収穫はエギスハイムに集まり、多彩なアルザスのワインになります。スティルの白に加え、グラン・クリュ、泡のクレマン・ダルザス、オー・ド・ヴィー。醸造と蒸留、それぞれの技によって、届けられた果実の個性を表現しています。

Wolfbergerは持続可能な農業、食品安全、エネルギー管理の認証を取得しています。エネルギー管理の認証対象はコルマールの生産拠点です。栽培家の取り組みの点検や研修を通じ、樹の管理から変わりゆく天候への対応まで、日々の仕事に生かしています。個々の畑で尽くす心配りが、メゾン全体の仕事へとつながっています。

コレクション

毎年の収穫から、新たな一本を選ぶ

Collection Signatureは、テイスティングから始まります。毎年、実績あるソムリエで構成される委員会が、そのヴィンテージで各品種の個性を最もよく表すワインを選びます。収穫とともに選定も変わり、親しんだ品種に新しく出会う楽しみが生まれます。

リースリング、ピノ・グリ、ゲヴュルツトラミネールは、このシリーズへの三つの入り口です。いずれもラベルに記された品種だけで造られ、並べて飲むと違いがよく見えてきます。好きな品種から始めても、シリーズを横断して味わっても。アルザスの白がグラスに描く、さまざまな表情を探してみてください。

Wolfbergerのワイン

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