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英国のクラフトビールBrewDog、Budweiserとの合弁で中国展開を発表

公開日:2023年2月19日

3月から中国で、主力ブランドのPunk IPA、Hazy Jane、Elvis Juiceを販売します。

英国のクラフトビールBrewDog、Budweiserとの合弁で中国展開を発表

英国の独立系クラフトビール企業BrewDogが、Budweiser Chinaとの合弁会社設立を経て、世界最大のビール市場に挑みます。

BrewDogは3月から、中国でPunk IPA、Hazy Jane、Elvis Juiceなどの人気ブランドを販売します。

創業者のJames Watt(ジェームズ・ワット)は声明で次のように述べています。「これは大きな変革をもたらす提携です。私たちのビールの品質を支える専用のクラフト醸造所から、世界最大のビール市場の隅々までBrewDogを届けられるようになります」

BrewDog Chinaは、2021年9月の日本での提携に続く、同社のアジアで2つ目の合弁事業です。第1四半期末までに本格稼働する見込みです。

スコットランドに本社を置く同社は、2026年までに中国でバーをさらに開く計画も立てています。現在唯一の上海店を足掛かりに、世界で110店を超えるバーのネットワークを広げます。

また、韓国へのブランド導入に向け、Budweiser Chinaの関連会社と協議していることも明らかにしました。将来、ほかのアジア市場へ提携を広げる可能性もあります。

中国の飲み手が求めるプレミアムビール

中国では過去10年でクラフトビールの人気が高まり、生産量は2020年までに10倍の650万ヘクトリットルとなりました。主な要因は消費者の需要の変化で、なじみのブランドよりプレミアムブランドを選ぶ傾向が強まっています。

Wattは「中国の飲み手はクラフトビールを好んでいますが、この分野はまだ非常に新しいものです。Budweiser Chinaは、中国でのBrewDogの成長ビジョンを共有し、この地域での急成長を支えるのに最適なパートナーです」と述べています。

Budweiser Chinaは、プレミアムとスーパープレミアムのビール分野で市場をリードしています。BrewDogはその幅広い販売・流通網を活用し、現在は全体の1%未満にとどまる中国での売上を伸ばす考えです。

Wattは「中国でのシェアを大幅に広げたいと、ずっと考えてきました。世界で事業を伸ばし続ける中、この新しい合弁事業によってそれが可能になります」と語っています。

クラフトビールは、福建省にあるBudweiser Chinaの莆田クラフト醸造所で現地生産されます。

Budweiser Chinaのクラフト・スペシャリティビール部門副社長Nicolas Morelliは、「BrewDogをクラフトビールのポートフォリオに加え、より豊かな選択肢で中国のビール愛好家の体験を充実させられることを楽しみにしています」と述べています。